7つの欲求
人間の欲求には様々な種類があります。
それを分かりやすくしてくれているのが
「マズローの欲求5段階説」です。
より低い欲求から順に
1 生理的欲求
食べる・寝るなどの生命維持のための本能的、根源的欲求。
2 安全の欲求
安全、安心な暮らしがしたいという生命を脅かされない欲求。
健康、経済、生活、保障などなど。
3 所属と愛の欲求
他者に受け容れられたい、どこかに所属していたいという欲求。
生理的欲求、安全の欲求が満たされると現れてくる。
4 承認欲求
自分が集団から価値ある存在として認められ尊重されたいという欲求。
これには二つのレベルがあり
低次には他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目
高次には自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性
低次は他者からの評価、高次は自己評価。
5 自己実現の欲求
1、2、3、4 全ての欲求が満たされても
自分に適したものをしていない限り、すぐに新しい不満を生じてしまう。
自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮し具現化して
なりたい自分になるという欲求。
結局は全ての行動の動機はここに帰着する。
となっています。
これらのうち、
1、2、3、4 を欠乏欲求
5 を存在欲求といいます。
欠乏欲求で衝き動かされていると
人生にとても大きな問題を創り出します。
これらの欲求は常に満たされているのが当たり前。
不満が起きているのが異常だと言えます。
5 の存在欲求は自己表現欲求とも言えますね。
自分を思う存分表現してみたい。チャレンジしてみたい。
これが満足しているというのは
個人的な欲求は全て満ちているということ。
実は、このマズローの欲求5段階説にはもう一つ上
6段階目というものが存在するんですね。
それが
6 自己超越(コミュニティ発展)欲求
です。これは
組織や企業、地域社会、国家、そして地球といった
自分が所属するコミュニティの発展を望む欲求です。
自立、自己の実現を果たすと、また他者との結びつきに還ってくるわけです。
5 とは明らかにレベルが異なりますよね。
人間は社会性のある生き物。
自分だけが満ちていてもそれだけで幸せは得られないのです。
大金持ちや成功者と言われる人たちが
晩年財団やボランティア活動などに熱中するのが
まさしくこれです。
さて、ここからは僕自身の持論ですが
この先に人間としての究極の欲求が存在すると確信しています。
それが7段階目の欲求
7 魂の欲求
です。
自己というものを遥かに越えたところの欲求。
自分の魂の喜びを満たそうという
魂レベルの根源的欲求です。
この欲求を完全に満足させるには
1、2、3、4、5、6 全てを満足させねばなりません。
結局、魂の欲求を満たしたら、全ての欲求は満たされるのです。
魂感自在は一貫してこの魂の欲求を満たすことの歓びを伝えることを
その目的としています。
この7つの欲求と7つのチャクラは見事にピタリと符合しています。
7つの欲求を全て満たし、7つのチャクラの全てのバランスを調え
最高最善の人生を生きる。
これです。