HIRO
僕はこれまでうつ病を始め生き死にに関わるような状態を何度も経験してきました。ずっとずっと幸せについて深く深く探求してきました。本を読みセミナーを受け、なんだかんだやり尽くし行き着いたのは、幸せには、お金持ちになったらとか成功したらとか結婚したらとか、全然関係ないということです。
皆さんも子供の頃を思い出してみてください。何が幸せかなんて悩むこともなくただただ幸せだったと思いませんか?
それがいつの間にか晴れやかな晴天のような気持ちがなくなってしまう。なぜなんだろう?僕が思うに、それは執着が原因だろうと。それが年齢を重ねるごとに増えていていくのだろうと。
執着というのは、あの人に認められたいだとか、あの人に好かれたいだとか、お金が欲しいとか、そう言ったいろんなものですね。これ別に執着が悪いものだというわけではないんです。ただ自分が求めていない執着にとらわれてしまうとどんどん心が曇ってくる。
繰り返しになりますが、僕は執着が悪いのだと言いたいのではありません。これって人の生存本能なんです。人間って群れを作る生き物なので、誰かと一緒にいないと危機感を感じるようにできています。生命の危機だと。あの人に嫌われてる。属している組織の中でこれを感じるとめちゃくちゃやばいわけですよ。もし群れから追い出されたら生きていけないですから。襲われてすぐ死んじゃうんで。だから、他人からどう思われるかを無茶苦茶気にするんです。だから執着するなって土台無理なんですよ。
ただ、僕が今までの人生で悟ったことは、本能を満たすことが人の幸せとは限らない、ということなんです。本能は人間が種として生き残るにはとても重要で役に立つんですが、個人の幸せに焦点を当てると必ずしもそうじゃやない。これが現代社会に生きる人達におきていることなんだなと思うわけです。
では、何が人の幸せなのでしょう?僕はこう定義しました。肉体を愛し、精神に平和をもたらし、魂の喜びを得るために集中して取り組みながら生きる。これが幸せ。
今、僕は幸せです。
これまでの経験で得たものを、惜しみなく幸せになりたい人たちに教えたい、そしてこの喜びを共に味わいたいと心から願っています。